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なおぴとぅのゆんたく部屋

なおぴとぅのゆんたく部屋

赤いマフラー

『赤いマフラー』
作詞:なおぴとぅ's sister



路地に咲いた ひしゃげた青い花
逆上がりすれば 世界はほほえむ?
踏まれて ひしゃげた この花は
麻シャン浴びたての髪 芯まで冷えて

君に あげたい この花を
冷め切った弁当に あの頃の思い出をたいらげて
廊下のほこりが 風にゆれる
青い 青い この空を引きちぎる 赤い夕日

赤いマフラーが 帆をあげる
君の存在が 僕を孤独にする
ねぇ 今も僕を見てる?


破けた障子の木漏れ日
君が昼寝してた 部屋の黄ばんだカーペット
猫の高慢ちきな肌に 頬をよせる
何も感じないのに ふと視界がにじむ

君の存在が 当たり前すぎた 冬の午後
君の存在が 僕を真っ赤に染めてしまって
祭りのス-パーボールだけが
キラキラ あの頃の思い出を 照らし出す

ケンカして 土まみれの 赤いマフラー
君の思い出が よみがえる
ねぇ 今はどこを彷徨ってる?


今もかかったままの 君のマフラー
赤いマフラーが 帆をあげたまま
流れ 流され たどり着いた場所は


ゴミ箱の上の猫の ひしゃげたヒゲ
君の存在が 僕を孤独にする
ねぇ 今も僕を見てる?



所々 ほつれた 赤いマフラーは
まるで君の存在のように 曖昧で
ねぇ 今も僕を見てる?


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